第40回例会 2010年7月4日(日) 13時〜18時 南部公民館 第2講座室 今日の参加者は代表だけでした。 去年も7月の例会は人数が少なかったですし、やっぱこんだけ暑いとね。 後半になってから来る人も多いので、あらかた連絡をとるも全員都合が悪いとのことで、今回は早めに店じまいしました。 大会はある程度の人数が見込めますので、キッチリやりたいと思います。 P.S.1 今回参加者がゼロだったことについて、後日、浜松チェスサークルの掲示板に、匿名で、代表に問題があるのが原因なのではという 趣旨の投稿がありました。良い機会なので、これについて私の意見を述べたいと思います。 確かに、参加者が減ってきているという事実がある以上、代表や運営に問題があるからと言われても仕方ありません。 しかし、チェスサークルはチェス愛好者の集まりであり、例会というのは基本的にはその場所を提供しているだけです。 もちろん初心者が参加された場合は、誰かしらベテランの参加者が教えます。ただ、それは義務ではなく、あくまで親切心からです。 たまに、教えてもらって当然でしょという態度で参加される方がいますが、それは違います。 もし、代表や運営に不満があって、本当は参加したいけどあまり気が進まないというのであれば、その不満を面と向かって言うべきで、 それができないなら身元を明らかにした上で掲示板へ書き込んだり、あるいは電話やメールで伝えるべきだと思います。 今回の様に、匿名で投稿して誰かを批判をするというような方法は、卑怯であると感じますし、絶対に間違っています。 今は、コンピュータ相手やネットチェスなど、わざわざ人と会わなくてもチェスをする方法はいくらでもあります。 けど、それではつまらないということで、わざわざ時間を決めてみんなで集まっています。運営しているのも人間なので、 言われないと気付かないことがいっぱいあります。ですから、陰でコソコソしないでとりあえず勇気を持って言って下さい。 それができないというのであれば、どうぞコンピュータ相手やネットチェスでチェスを楽しんでください。 P.S.2 代表は、去る2010年7月10(土)に開催された、「第6回国際親善チェス大会in新潟2010」に参加しました。 会場、参加人数、運営、どれをとっても素晴らしい大会でしたので、ここでも少しPRしたいと思います。 なお、細かい内容は、右記の同大会HPをご覧ください→ 第6回国際親善チェス大会in新潟2010の御案内 今大会は、大会開催のきっかけとなったロシアの方と地元新潟チェスクラブのメンバーの方々を始め、団体では、東北大学、東京大学、 上智大学の各チェスサークルの方々、それに毎年運営をお手伝いされている朝霞チェスクラブのみなさん等、計50名程が参加しました。 東海地区からは、HCCメンバーの鈴木(陽)と久保寺さん、NCC常連の木田さん、岩城さん、鈴木(将)さんの計5名が参加しました。 会場は、「天寿園」という中国庭園の中に設けられており、チェスの会場としては驚くほど壮観で、また会場までは新潟駅からバス一本で 行けるためアクセスも良く、とても素晴らしい会場でした。フォトアルバムに会場の写真を追加しましたのでご覧ください。 また、大会はA・B・Cの各クラスの持ち時間や対局数が違うという多少複雑な内容でしたが、新潟チェスクラブと朝霞チェスクラブの方々 が共同でキッチリ運営されたために何も問題なくスムーズに終わり、また1,500円という低参加費に対して昼食と飲み物が付き、さらには 全員に景品が配られるという大盤振る舞いで、いかに多くの団体から協賛を得ているかとうことも実感できました 大会もその後の後夜際もとても楽しむことができ、とても充実した1日となりました。 ちなみに、後夜祭の後は、上記東海地区の5名でもう一軒行ってから解散しました。ついでながら、この5名の現住所はちょうど、神奈川、 静岡、愛知、岐阜、三重の東海地方にばらけているのに気付きました。まぁどうでも良いことですが、この辺りでPRを終わりにします。 |
第2回浜松チェストーナメント初日 (第7回大会初日) 2010年7月25日(日) 9時〜20時 浜松市南部公民館 1R・・・第1講座室(9時〜13時) 2R&3R・・・第2講座室(12時〜20時) 検討室・・・小会議室(12時〜20時) 第2回浜松チェストーナメント初日は、総勢14名により成功裏に終了しました。 優勝は、高田さん、久保寺さん、堀江さんの3名が2.5ptで同率となりましたので、初日優勝&準優勝の賞金を3名で山分けしました。 また副賞は、タイブレークでトップだった高田さんと、次席だった久保寺さんの手に渡りました。また、早くも全勝がいなくなりました。 午前中は、まず第1試合にて、アポなしで参加された方や遅刻された方がおり(わかりにくくてすみません)、さらに第2試合以降は、 代表の会場確保がゆるかったせいで隣の部屋へ移動しなければいけないということもあり、その引っ越しなどで若干バタバタしてしまい ました。さらに、検討室も12時からでないと使えないということもあり、参加者のみなさんにはご迷惑をおかけしました。 今大会は、参加者のレーティングが拮抗しているなと思いましたので、ちょっと調べてみました。平均レーティングは「1635」で、参加 14名中12名がその±250以内に入っていました。特に今日の様に3試合だけで順位を決める場合、勢いに乗れるかどうかが非常に 大事になってきます。 そんな中、常にトップボードで対局した高田さんの活躍が目立ち、1ラウンド○刻の逆境を撥ね返した久保寺さんと共に、全勝で初日の 最終ラウンドで熱戦を繰り広げました。その試合は、白が序盤早々サクリファイスを繰り出して大いに荒れましたが、結果はドロー。 最終的に、終始安定したプレーを見せた堀江さんを加え、2.5ptにて3名同率優勝となりました。 とは言っても、この3名はまだ往路優勝しただけです。復路でコケたら意味がありませんし、なにしろまだ3試合残ってます。 ですので、4位以下の方々にもまだ十分チャンスはあります。 全試合が終わってないにも関わらず、本日表彰した理由としては、初日と最終日の間が1ヶ月半も空くのでとりあえず初日は初日で 表彰しとくか、と思っただけでして、今大会は、基本的にトータル6試合で成績を競う大会です。 ですので、今日成績が良かった人も思わしくなかった人も、最後まであきらめないで下さい。 3Rでは、運営の都合でbyeになった代表と秋永さんで、白黒1局ずつラピットチェスを指しました。それが終わった頃に白井さんが 見学しにきました。また、3Rを早めに終えたプレイヤーは、検討室でバグハウスチェス(1対1×2=2対2のチーム戦。将棋の持ち駒の 概念を取り込んだチェスで、味方が取った駒を自分の盤上の好きな場所に置くことができる)に興じていたようです。 残りの3試合(4R〜6R)は、2010年9月12日(日)に開催します。 1日コースとしてこの日だけ参加することもできますので、詳しくは大会要綱をご覧ください。 |
浜松チェスサークル合宿2010(第41回例会) 2010年8月1日(日) 10時〜17時 浜松大学都田キャンパス 経済学研究室 ※この記事は2011年1月2日(日)に追加しました。 この特別例会は、前年と同様に夏に合宿を開催したいという代表鈴木の意向に対し、秋永さんの好意により大学の控室を提供して くれたことにより実現しました。 そして、代表鈴木の「ある思惑」と、現実的にも入れる人数に限りがある為、非公開としました。 朝10時頃、浜松大学の都田キャンパスで落ち合った代表鈴木と秋永さんは、早速秋永さんの部屋へ行き、まず、第2回浜松チェス トーナメント初日のゲームを題材に復習し、続いてエンドゲームの勉強をし始めた頃、バイクで遠路はるばる来た久保寺さんから連絡が 入りました。 久保寺さんを迎えに行って3人で勉強を再開したものの程なく昼になったので、秋永さんの行きつけ?!の食堂にて3人で昼食を摂りました。 実はこの食堂、大学から車で5分程の浜松を縦断する幹線沿いにあり、代表鈴木もバイクや車で何度も素通りしたことがありましたが、 実際に食事をしたのが今回が初めてでした。割れたコップを出すなど対応がイマイチ(久保寺さん談)でしたが、味はとりあえず○。 少し話が反れましたが、午後になってようやく白井さんが参戦し、本格的なチェスの勉強が始まりました。 そして、チェスの勉強がたけなわとなったところで、代表鈴木の例の「ある思惑」が発動されました。 1.高安さんから浜松チェスサークルとしてチーム選手権に参加したい旨の連絡があったこと。 2.代表鈴木は去年も出たいと思っていた経緯があり、ぜひ実現させたいと思っていること。 3.メンバーが社会人のみであるので、参加する場合は欠員を考慮して6名で参加したいこと。 実際は、この日より前に上記3点について大まかに伝えてはいましたが、正式にOKをもらっていたのは秋永さんだけで、 白井さんと久保寺さんは態度を保留していました。つまり、2人の決起を促した訳です。 結果はめでたく、基本参加で行こうということになり、最後の6人目のメンバーも(本人に未確認なのに)勝手に倍井さんということに 決定しました(笑)。 終了後は、代表鈴木、久保寺さん、白井さんの3人で昼に行った食堂で打上げをして解散しました。 なお、この辺の経緯は「第10回全日本チーム選手権参戦リポート」にも書いてありますので、ぜひこちらもご覧下さい。 |
第42回例会 2010年8月22日(日) 13時〜18時 南部公民館 小会議室 本日は、平成将棋の創始者である福岡チェスクラブ(久留米チェスサークル)の岡村さん(酔象さん)がはるばる参加されました。 とはいっても流石に九州から参加されたのではなく、お仕事の関係で一時的に滋賀県に住んでおり、滋賀にいる間に 名古屋と浜松の例会に一回は参加したいということで来てくれました。 代表が行った時点で既に岡村さんが待ってらっしゃいましたので、一緒に会場へ行きました。 二人で去年の九州チェス祭りの話(代表と同チームだった)や、中将棋の話(実力は名人で、そちらがメインらしです(笑))などしている 間に、八幡さんが久し振りに参加されました。なんでも日曜日はしばらく都合がつかなかったらしいのですが、今後は来れるそうです。 とりあえず、岡村さんと八幡さんで軽く一局というところで仲谷さんが来たのでこちらも一局。 全員で数局軽く指した後、代表と岡村さんで例会としては久し振りに公式戦を指しました。 最後に白井さんが見学に近い形で参加しましたので、計5名の例会でした。 終了後は、代表、白井さん、岡村さんの三人で恒例の「さわやか」で打上げをして解散しました。 酔象さんのお陰でチェスの他に中将棋の話題で大いに盛り上がりました。 次回は、第2回浜松チェストーナメントの最終日です。豪華賞品を用意していますので、皆さん奮ってご参加下さい。 |
第2回浜松チェストーナメント最終日 (第7回大会最終日) 2010年9月12日(日) 9時〜20時 静岡県西部地域交流プラザパレット ミーティングルームC 第2回浜松チェストーナメント最終日は、初日と同じく総勢14名により成功裏に終了しました。 また、初日の参加者も含めると計16名となり、まずまず賞金トーナメントとしての体裁が整ったかなと思っています。 総合優勝は、今大会を通して負けなしの久保寺さん、本日惜しくも1敗した高田さん、初戦敗戦ながらその後盛り返した将照さんが、 それぞれ計4.5ptで3名同率優勝となりました。よって、1位〜3位の賞金をこの3名で山分けしました。 その他は、Aクラス(1800未満)が倍井さんと代表鈴木(副賞無し)が3.5ptで同率優勝、Bクラス(1600未満)が原田さんと岩城さん (副賞無し)が2.5ptで同率優勝でした。岩城さんは、初日終了時点の0.0ptから奮起して見事に入賞されました。すごいですね。 大して対局していない代表もなぜか入賞してしまいましたが、今回は重複入賞が無く、Aクラス該当者がオープンで入賞したお陰で、 要は運だけで入賞しました。 初日は何しろ3試合だけですから、3名同率優勝も仕方ないかなと思いましたが、6試合やって3名同率優勝は予想外でした。 オープン・Aクラス・Bクラスすべて同率優勝だったものですから、賞金を分けるのに随分時間がかかってしまいました(笑)。 個人的には、今回の目玉賞品である、価格2万円以上の豪華コンピュータチェスセットが誰の手に渡るか興味がありましたが、 意外にも?!不人気で優勝した3名の手には渡らず、副賞獲得権利4位の倍井さんの手に渡りました。 それとこの会場、またやらかしてくれました。朝行ったら予約時に料金を支払っているにも関わらず、料金を払えと言われました。 さらに21時半まで予約を取っているにも関わらず、皆が最終局の熱戦を繰り広げている最中の17時ちょっと前に、もうすぐ17時になる ので片付けろと怒鳴り込んできました。両方とも確認してもらって事無きを得ましたが、特に謝罪らしい謝罪もなし。 去年の「金だけ取ってダブルブッキング事件」も酷かったですが、この会場は立地以外のメリットは全くないなと改めて痛感しました。 最近よく、例の事業仕分けのせいで無くなりそうなので、集会に参加したり署名したりして欲しいという書類が届きますが、こんな アマチュア集団が運営する組織だから事業仕分けの対象になるのだと思いますし、いっそのこと無くなってしまえば良いと本気で 思いました。別に、大会なら使っても良いかなと思うような会場は、他にいくらでもありますので、今後は考える必要がありそうです。 今回初の試みとして、2日制の大会を2日連続で開催せずに、1ヶ月半という期間を空けて開催するということにチャレンジしました。 結果として去年より参加者が増えましたし、ラウンド数も1つ増やすことができましたので、良かったんじゃなかと思っています。 やはり、日本の場合は特に社会人のプレイヤーが多いですから、こういったやり方の方がひょっとしたら向いてるのかもしれませんね。 終了後は、初日と同じく代表と秋永さんと久保寺さんの3人で、地元の中華ファミリーレストラン「五味八珍(ごみはっちん)」で打ち上げ をして解散しました。今日も楽しかったです。 最後になりましたが、この場をお借りして一つ報告をしたいと思います。 2010年9月19日(日)・20日(祝)の両日に東京で開催されます「第10回全日本チーム選手権」に、浜松チェスサークルとして 初参加します。参加メンバーは以下の通りです。(レートはS72期) ◎浜松チェスサークル基本メンバー ・鈴木陽介 1764 ・久保寺孝夫 1706 ・白井健太郎 1652(11) ・秋永利明 1162 ◎補欠(助っ人兼相談役) ・倍井隆行 1761 ・高安信行 1692 以上計6名にて参加します。それぞれの出身地を西から並べると、奈良、桑名、豊橋、浜松、小田原、横浜となりますので、 これはもう浜松チームというよりは、さながら東海チームといった物凄いチーム構成となっております。 大会要綱の参加資格が「1チーム4名+補欠2名」となっており、補欠の2名は基本メンバーでない為、登録上補欠扱いにしています。 ただ、実際には正規だの補欠だのは関係なく、とにかく6名で1チームです。 対局数については、単純に24試合を6名で割ることはせず、個々の希望に応じてそれぞれ3試合〜5試合の対局になる予定です。 いずれにしても控えが2名もいますので、他のチームと比べると体力的にはかなり有利かなと思っています。 地方から、しかもこれだけ広範囲からメンバーが集うのは、このチーム選手権始まって以来の快挙だと思いますので、 ぜひ結果の方もしっかり出して、花を添えたいと思います。 |
第43回例会 2010年9月26日(日) 13時〜18時 南部公民館 小会議室 チーム選手権の激闘を終え、若干「燃え尽き症候群」的な雰囲気が残る中の本日の例会ですが、まずは、のっけから共にチーム選手権 の激闘を闘った秋永さんと、久し振りに公式戦をしよう・・・としたところで、八幡さんが参加されました。 ここで公式戦を始めてしまうと八幡さんが暫く一人ぼっちになってしまう為、このままではお蔵入りになってしまうと思って急遽持ってきた、 漆塗り仕立ての※ロシア製チェスセットで秋永さんと一局指してもらいました(写真)。 ※今年の「第6回国際親善チェス大会in新潟2010」に代表鈴木が参加した際に、景品として当たったもの。長崎の九州チェス祭りの 時といい、どうもこの手のチェスセットには縁があるみたいです(笑)。 そのきらびやかな対局が終わるころには仲谷さんが来たので、代表鈴木と秋永さんは公式戦をし、残りの2名はラピットを指しました。 公式戦後は、その検討と共に、秋永さんが最近の大会において気になった棋譜の検討をしました。 正直、チーム選手権後は毎日「第10回全日本チーム選手権参戦リポート」を更新し、暫く文章を書きたくないので(笑)、今日の過去録は この辺りで終了します。 共にチーム選手権を闘った白井さんと久保寺さんは(その影響で?!)本日不参加ですが、当リポートでは、内容をおもしろくするために 代表鈴木と共にかなり犠牲になって頂きました(笑)。 よって、2人の不参加は大変残念ですが、仮に来てい場合は、恐らく白井さんに縛られて、久保寺さんのバイクでハネられることは 必至でしたので(笑)、ある意味安心しました。またその内参加してくれるでしょう。 |
第44回例会 2010年10月31日(日) 13時〜18時 南部公民館 第2講座室 2008年10月25日のサークル発足からいよいよ3年目に突入しました。 3年と聞くと「石の上にも三年」という有名なことわざが直ぐに思い浮かびます。これは辛くても3年我慢ずれば良くなるという意味です。 浜松チェスサークルの場合は、1年目からチェスマスターによる講義を開いたり、賞金トーナメントを開いたりと、派手に出発しましたので あまり当てはまらないかもしれませんが、最近は大会は別として、例会の参加者は減少傾向ですので、いずれにしてもこの1年間が 正念場となることは間違いありません。さてどうなるでしょうか・・・ それはさておき、本日は大阪アンパサンチェスクラブの常連で強豪の尾崎さんが遊びに来てくれました。 当初代表は、9月中旬の全日本チーム選手権を区切りにまた暫くチェスをお休みする予定でしたが、本格的に忙しくなる前にということで、 東京でジャパンオープンの熱戦が繰り広げられている10月最初の週末に大阪へラスト遠征してきました。 代表がチェスの公式戦を本格的に始めた当初、大阪アンパサンチェスクラブへは電車で片道数時間(当時は県外在住)かかるにも 関わらず、毎週のように通っていました。というのもここは日本初の喫茶店型チェスクラブで、備え付けのテーブルがチェック柄になって おり、そこに駒を並べるだけで直ぐにプレイできます。他にもチェス書籍や販売用の盤駒もあり、元来喫茶店なのでクラブ代表兼店長の 辻本さんに頼めば昼食を摂ることもでき、トイレもあり、水はタダで飲めます。そして、なんといっても毎週必ず例会を開いています!! やり始めた当初は弱過ぎて全然勝てませんでしたが、とにかく無性に対局したかったので、他の魅力と相まって通い詰めていました。 話がだいぶ反れてしまいましたが、とにかく今月初旬にアンパサンへ行った時、顔見知りでもある尾崎さんから一度HCCへ行ってみたい との宣言があり、本日やることを告げ、今回の来浜が実現しました。 これだけでも十分なニュースですが、今日はナント、地元勢で初参加者が2名もいました。 1人目は板倉さんで、一ヶ月程前に掲示板に投稿してくれた方です。メールや掲示板で来ると連絡があっても結構来ない方がいます ので、普通にうれしかったです。今はまだ駒の動きが分かる程度ですが、代表と尾崎さんが代わる代わる教えた甲斐もあってか、今日 一日だけで目に見えて進歩してました。ぜひこれからも続けてもらいたいです。 二人目は鈴木さんです。掲示板には早速「3番目の鈴木」という名前で投稿がありました。 これは、HCCにおいては代表も含めて「男性では3番目」という意味では正解ですが、女性も含めると実は4番目です。 静岡県浜松市は全国有数の鈴木の産地ですので、この呼び方だとそろそろ限界がありそうです。 しかも、岩手出身で6年間ネットチェスだけで潜伏し、去年名古屋で鮮烈にデビューした鈴木将照さんとはお知り合いだそうです。 彼は最近のHCCの大会には必ず参加してくれるので、余計ややこしいです。 また話が飛びましたが、いずれにしても、「3番目の鈴木」さん(恐らく最初の1・2番は代表鈴木と将照のことだと判断)は、何の前触れ もなく突然参加され、最初どちらかというと初心者みたいなことを言っており、実際定跡をまるっきり無視した棋風でしたので、代表も最初 は失礼ながら大したことないのかなと思いましたが、中盤は以降はとても強く、終盤もしっかり指していたので、どうも怪しいということに なりました。ということで問いただしたところ、「定跡は知っているがあえて無視している」とのことでした。 とにかく、定跡無視戦法で早速大阪からの刺客(今日の調子を見る限り遠征疲れをしていたとはいえ)を迎え撃っていましたので、 おそらく白井さん以来の即戦力ではないかと思います。 代表や仲谷さん、それと先の板倉さんとの対局を含めた総合結果ではまず五分五分でしたが、これまでネットのみだったそうで、実際の 駒に触ることや時計を使うことに慣れてない印象を受けましたので、少し通い出せばすぐに本領を発揮することは間違いないと思います。 ということで、本日の例会は顔見知りを含めた初参加3名+常連2名の計5名の例会となりました。 時計未使用、もしくは、15分+10秒のラピットゲームのみでしたので、全員かなり対局でき、久々にチェス漬けの一日でした。 |
浜松チェス祭り2010 (チェス960&バグハウスチェス)(第8回大会) 2010年12月12日(日) 9時〜17時 静岡県西部地域交流プラザパレット ミーティングルームC 本日の変則チェス大会は、年末の多忙な時期に遠方から大勢集まって頂いた結果、総勢8名の大会となりました。 優勝は木下さん。準優勝は将照さん。3位は倍井さんでした。 朝いつも通り9時に開場し、参加者が続々と会場入りする中、最後に現れた倍井さんを発見した代表鈴木。 すると突然、代表鈴木が倍井さんへお詫び。何のことだかわからず戸惑う倍井さん。要は例のチーム選手権最終局で扇子を折った事件の ことだと伝えたところ、「あれはむしろ絶対勝つという吉兆だったから。」と大人の対応で許してくれました。 いやはや、この3ヶ月間そのことが気になって夜も眠れませんでした(実際は寝てますけど)ので、本当に肩の荷がおりました。 個人的には開場30分で8割方仕事を終えた感がありました(笑)。 話を戻します。 今大会の参加者の内訳は、競技主任の代表鈴木、実行委員長の副代表秋永さん、HCC顧問(勝手に就任)の倍井さんに加え、 いつも参加してくれる木下さん、岩城さん、将照さん、そして秋山ヒメナさん&提後君母子の計8名でした。 今回はチェス960がメインの大会ですので、まず最初にそのルールやポジションの決定方法等について周知する必要があります。 ところがどっこい、秋山母子は今回が変則チェスの大会だったことを知りませんでした(なぜ??)。 みんなでそのことを説明すると「やったことない。」との返答で、あわや2名脱落かと思いましたが、とりあえずやってみようということに なり、ようやく8名参加が確定しました。 まずは、競技主任の代表鈴木が簡単に全体の流れを説明し、続いて実行委員長の秋永さんがチェス960について解説を始めました。 そして、事前の打ち合わせ通り、どのような理屈でポジションを決めているかを理解するために、とりあえず1Rのみダイスを使ってポジ ションを決定しました。 ダイスによって、まず最初にビショップ2つの配置を決定し(当然逆色になるように配置)、次にクィーンの配置を決定し、続いてナイト2つ の配置を決定し、最後に残った3つのマスへ、キングがルークの間となるように配置するということでした。 ダイスの振り直しが何回かありましたが、秋永さんによると統計的には約8回振ればポジションを確定できるそうです。 ダイスによって出たポジションを秋永さんのDSで960種類中何番なのか確認し、残りのラウンドはDSのみで決めました。 そして、そのポジションを大盤チェスセットでプレイヤー全員に毎回通知しました。また、キャスリング方法だけは若干混乱する為、 毎回実行委員長の秋永さんより説明がありました。 個人的には、HCC発足にあたって一番最初に購入して以来ほとんどお蔵入り同然となっていた大盤チェスセットが、初めて役に立った ことが一番感動しました(笑)。 当初はチェス960で6試合をやる予定でしたが、昼休み時にみんなで談笑していた際にヒメナさんがバグハウスチェスを知らないこと が発覚し、即興でやってみました。 結果は意外と好評で、午後の3試合目が始まる前に6試合目を削ってバグハウスチェスに当てることを提案したところ、全員賛成となり、 チェス960は5試合までとし、残りの1時間半ほどは持ち時間10分でバグハウスチェスを楽しみました。 ヒメナさんと提後君の2人は、最初は通常のチェスと違うことばかりで戸惑っていましたが、最終的にはチェス960もその後のバグハウス チェスも他の誰よりも楽しんでいるように感じました。 今大会のメインの競技種目であるチェス960の結果について多少言及しますと、通常のチェスとは駒の配置が異なる為、最終結果は やはりJCAのレート順という穏当な結果とはなりませんでした。今回は、持ち時間が20分+10秒(但し、棋譜記入は自由)と少なかった ので一概には言えませんが、個人的な実感としては、開始後直ぐにミドルゲームの考え方が要求されるので、ミドルゲームの勉強には もってこいなのではないかと思いました。また、定跡という決まった受けが無いせいか黒は指し難く、通常のチェスより白の方が有利なの ではという印象を受けました。 実は全勝優勝した木下さんは、チェスを始めた頃よりチェス960をやっており、今でも続けているそうです。これでは強いのも当然です。 エンドゲームの勉強とチェス960しかやってないからオープニングは全然しらないと謙遜していました。 秋山提後君も上位を打ち破る活躍を見せ、彼の底力を感じました。最終局は全勝の木下さんに撃沈されましたが、途中エクスチェンジ アップしてあわや全勝優勝阻止かと思わせる活躍を見せました。 チェス960については、やはり持ち時間が少ないという意見が出ましたが、内容自体は思ったよりおもしろくてやりがいがありました。 また、運営側としては、カルテを記入する手間が無い(これは本当に面倒臭いんですよ)ということと、勝敗がレーティングの上下に影響 しないということで、純粋にチェスを楽しむことができました。 続いてバグハウスチェスについて報告です。 タッグのバランスが余りにも偏っていると面白くないということで、空き時間に秋永さんや将照さんと話し合った結果、チェス960の最終 順位で決定しました。つまり、1位&8位、2位&7位・・・といった具合です。同ポイントのタイブレークは計算が面倒臭かったので、とり あえずJCAレート順としました。 結果は、倍井さん&岩城さんのチーム三重?!の勝率が最高となりました。但し、名誉のみで賞品はありません(笑)。 終了後は、代表鈴木、秋永さん、倍井さんの3人で既に予約を取ってある居酒屋へ行き、忘年会となりました。 今日の大会の話や、例のチーム選手権の話など、様々な話がでました。正直、チーム選手権のリポートについては、時間が経つ程内容 がふざけ過ぎているんじゃないか(笑)という危惧が増していますが、その点について倍井さんに聞いたところ、「楽しい感じが出ている からいいんじゃない。」ということでした、しかも自分でも気がつかなかったんですが、そのリポートを書く為に出場したよなものだという 意見を聞いたときは、妙に納得してしまいました(笑)。また今更ですが、今年がW杯年だったことと、加えて白井さんがサッカー少年 だったことを考えると、野球よりサッカーに例えた方がよかったんじゃないかという反省がありました。そう考えて何度か書き直そうとした んですが、結局あれはあれで結構手間がかかりましたので、もう直しません!! 最後は時代を反映してか、チェスとは関係ない「坂の上の雲」(ドラマ放送中)の話も出て、なんちゃって司馬ファンとしては口を出さずに はいられませんでした(笑)。予定通り19時過ぎまで居酒屋にいて解散。 それでは、司馬遼太郎風に・・・以下余談。 今大会は、浜松チェスサークルとしてチーム選手権へ参加して以来初めてのイベントとなりました。 今回は、HCC代表メンバー6名中、センターバック(白井さん)とボランチ(高安さん)、そしてサイドアタッカー(久保寺さん)の3人は多忙 の為お休みでしたが、今大会の成功の為に誰よりも尽力してくれたゴールキーパー(秋永さん)と、今年はあらゆる大会に出場して絶好 調の司令塔(倍井さん)、そして、ここ数週間フル出場中(仕事)で満身創痍&そのせいでプレイヤーとしては若干浦島太郎状態のセンタ ーフォワードの3名が参加しました。 今回特に、忘年会において宴会部長の白井さんと宴会でもエースの久保寺さんが欠席だったのが痛かったです。ただ、久保寺さんは ちょっと遠いし、忙しそうなので無理かなと思ってましたが、白井さんは例え忙しくてもチェスそっちのけで忘年会だけは参加するだろう (笑)と思っていました。 ところが白井さんは、W杯の大一番(チーム選手権最終局)で韓国のエースストライカーに振り切られた上に、日○代表の日系DFみたい にオウンゴールをかました後悔(流石にそろそろ怒られそうなのこの件でイジルのはこれでおしまい(笑))からか、その後の猛特訓(チェス の勉強)の影響でつい最近仕事中に倒れたそうです。なんでも頭を使い過ぎて脳の栄養が不足?!した(ただ、声は元気そうだったので 大丈夫)のが原因だとか。まったく話題の尽き無い人です。 とにかく、流石に今回は外出禁止令が出ているということで見送ってもらいました。 また話が反れました。 いずれにしても、チーム選手権のメンバー6名全員が今現在多忙な日々を送っており、今となっては6人全員揃って大会へ出場できたこと 自体が奇跡の様に感じています。皆社会人ですので、選手権直前の1ヶ月程は他のことをそっちのけでチェスに取り組んだ影響が、大会 後にあったことは言うまでもないでしょう。結果については欲を言ったらキリがありませんが、楽しめた上にとりあえず勝ち越しという結果が 残せたことはとても良かったと思っています。 正直言って、この6名中数名は来年どうなるかわからないんですが、それはまた来年までのお楽しみ。 それでは、次は新年の大会でお会いしましょう!! |
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