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2011年新年ブリッツ大会(第9回大会) 2011年1月4日(火)
9時〜17時 静岡県西部地域交流プラザパレット ミーティングルームB

今年も、勝手に毎年恒例にした新年ブリッツ大会で始動です。

まず、開場と共に予約してあったミーティングルームCへ行くと、なんと閉まってました。
あれ?と思って受付からは離れているCルームから、受付に近いA・Bルーム側へ行ってみると、Bルームに浜松チェスサークルの看板
が掲げられていました。(なんだ勘違いしていたか)と、その時は思い、また、Bルームの方が広かったので受け流してしまいましたが、
過去録を書いている今調べてみると、確かにCは予約済みですがBは空きとなっています。恐らく会場側の配慮でしょう。

ともかく、Bルームで準備をしながら掃除の為に入って来たおばちゃんと「チェスって難しいんでしょう。」「そんなことないですよ。」と、
ありきたりな会話を交換していたところ、ヒメナさん、仲谷さんが相次いで登場し、そろそろ始めようかという時に去年に引き続き堀江さん
が参加されて偶数となったので、早速始めました。

実は今日、代表鈴木は明日から出張する関係で午前中にちょっと抜けなければならなかったので、秋永さんに電話したところ、
11時までには行くという回答でしたので、代表鈴木は10時半頃に会場を離れ、軽い昼食を摂って13時に戻って来ました。

戻ってくると同時にヒメナさんが帰ったので、また4人で再開しました。
代表鈴木が帰って来た時点で既に堀江さんの圧勝でしたが、いろんな意味でタダで返しては申し訳ない(笑)とここから奮起し、
代表鈴木が10局を終わった時点で、堀江さん勝率84%、代表鈴木勝率80%まで追い上げました。
最後は、再度直接対決で雌雄を決しようということになり、白黒1局ずつ指しましたが、結局1勝1敗でお互い譲らず、これ以上やっても
余り意味が無いので15時の時点で終了し、賞品は優勝した堀江さんの手に渡りました。

その後は、4人でバグハウスチェスを1時間程楽しんで、16時過ぎに解散しました。
終了後は、代表鈴木と副代表の秋永さんの2人でネットが使える駅ビル内のマックで「打ち合わせ」をしました。


ここで皆さんへ代表鈴木より重大発表があります。

実は、代表鈴木は今年より仕事の都合で海外駐在となり、サークルの運営ができなくなりました。
「打ち合わせ」とは、つまり、今後のサークル運営及びその引き継ぎをどうするかという話し合いのことです。
そして、以下の点を確認し、決定しました。

1.サークルは存続させること。
2.サークル代表は、2月13日の静岡県選手権2011の終了をもって、現代表の鈴木から副代表の秋永さんへ交代すること。
3.副代表の白井さんは留任とすること。
4.基本的なサークル運営(会場の予約や例会費等の出納管理)は次期代表の秋永さんが行うこと。
5.現代表の鈴木は、HP管理人・掲示板管理人・サークル会計として今後も浜松チェスサークルをバックアップすること。

以上の通り、サークルは残すことになりましたので、その点はご安心下さい。
次期代表の秋永さん曰く、「忘れ去られない程度に続けていく。」とのことです。具体的には月一回数時間程度のペースになるそうです。
ただ、ある程度運営に慣れたら大会も開催してみたいとのことでした。やはり、近くに名古屋チェスクラブがあるということが最大の強み
ですので、秋永さんも今後は勉強がてら名古屋チェスクラブに顔を出すそうです。
この海外駐在の件は今日の参加者全員に伝えましたので、堀江さんも当然御存じで、運営面でのサーポートは了承済みです。

で、じゃぁいつから行くんだという点が気になりますよね?
そうですか、気にならないですか。それでは今日はこれでおしまい。

というのではあんまりですので(笑)、(すみません、深夜に書いているのでちょっとおかしくなってます(笑)。)
それを書いて終わりにします。

とりあえず、明日(といってももはや今日ですが)1月5日から26日まで1ヶ月弱出張として行ってきます。
つまり、「皆さんがこの過去録を読む頃には、私は雲の上です。」(なぜか無性に言ってみたかった(笑)。)
海外は何度も経験してますが、仕事で行くのは実は今回が初めてです。今日ちょっと会社へ行ったのも、「出納帳を付けてちゃんとお金
を管理しなさい。」というのが理由で、年末ギリギリまで仕事をし、カレンダー上は今日まで休みの私としては(今更何を言ってるんだ、
こっちはチェスで忙しいんだよ。)と内心腹が立っていましたが(笑)、実際は他の人はほとんど出勤しており、出張準備の名目で今日まで
休みにしてもらってたところも多分にありますので、そこは仕方ないです。

いずれにしても、1月30日の例会までには帰ってきます。
そして、帰国直後にビザ(恐らく就労ビザ)の申請をし、許可が下りた後の2月13日の週に再び渡航してフォーエバーとなる予定です。
とにかく、選手権は私の仕事納めとして必ず開催しますので、その点もご安心を!!

ところで、どこへ行くかまだ言ってませんね。やっぱ気になりますか?
そうですか、気にならないですか。それでは今日はこれでおしまい。次回発表しますので、ソーゾーしておいて下さい(笑)。


第45回例会 2011年1月30日(日)
13時〜17時 静岡県西部地域交流プラザパレット ミーティングルームA

本日の参加者は3名でした。
代表鈴木の他にヒメナさんと提後君が顔を出してくれ、少し中国での話をした後、代表鈴木とそれぞれ軽く指して帰られました。

次回は(恐らく)最後の静岡県選手権です。去年の24名に匹敵する大勢のご参加を期待しています。
私も代表としての最後の仕事ですので、不手際が無いようにしっかりと運営をしたいと思います。

ところで、前回の過去録において、現代表鈴木が海外駐在になる旨をお知らせしました。
冒頭でさらっと書きましたが、そうです。中国です。しかも場所は、去年の11月に第16回アジア競技大会が開催された広州市です。
日本からもチェスに3名の代表を送り込んだ広州です。正確に言うと隣の佛山市なんですが、広義では広州で良いでしょう。
滞在中の休日に、これまた去年の11月に開業したばかりの地下鉄「広佛線」でぷらっと広州へ行きました。
適当に降りた場所が、上記広州アジアンゲームの会場跡地の近くだったことには運命的なものを感じました(これ本当です)。

広州は、上海・北京に次ぐ中国第三の都市で、歴史上では、辛亥革命を起こして初代中華民国臨時大総統になった、中国革命の父、
孫文の生まれ故郷であり、近年では、周辺の香港・マカオ等の国際都市と共に、中国国内においても発展著しい都市です。

佛山市は広州市の隣の市で、日本で考えると、大阪と堺・横浜と川崎のような関係ですが、なにぶん中国は何かにつけて広いものです
から、距離的には名古屋と豊橋の方がイメージとして近いと思います。あと、中国の市は、小規模でもほとんどすべて日本の政令指定
都市と同じ規模で、区レベルでも日本の小規模な市と同程度という印象です。とにかく、何においても広くて大規模な国です。

余談はこれぐらいにして、気になるのは中国でもチェスを続けられるかという点です。
これは、結論から言うと難しいです。

中国にもチェス協会の様な団体が無いか調べたところ、中国棋院という中国の棋類(棋牌)に分類されるボードゲームを管轄している
団体があり、囲碁、シャンチー(象棋)、チェス(国際象棋)、連珠(五子棋)、ブリッジ、麻雀などを統括していることが判明しました。
日本では、チェスは日本チェス協会があり、日本棋院は囲碁だけを統括している点を考える、国家としてこういった種目にも力を入れて
いるという印象を受けました。

早速メールで問い合せたところ、広州・佛山地域には下部組織としてチェスクラブは存在しないとのことでした。
ただ、広州にチームがあるとのことで、連絡先(電話番号)を教えてもらいましたが、今月からにわかに中国語の勉強を始めた私としては、
面倒臭いという意識が先に出てしまい、まだ連絡していません(笑)。一旦帰国するというのもその理由の一つですが、次回渡航時には
必ず連絡を取りたいと思います。

街を歩いていても、「棋牌」の看板は時々見かけるものの、やはり日本のクラブのようにチェス専門の団体を見つけるのは難しそうです。
公園ではお年寄りが大勢でマージャンをしてますが(笑)。

いずれにしても、次回の静岡県選手権2011を最後に、浜松チェスサークルの代表は、現代表の鈴木から秋永さんに交代します。
その次の大会は、今のところ開催は未定ですので、皆さんぜひ奮ってご参加ください。


静岡県選手権2011(第10回大会) 2011年2月13日(日)
9時〜21時半 静岡県西部地域交流プラザパレット ミーティングルームB

まずは、大会結果から

優勝:渡辺 暁さん 4.0pt
準優勝:藤澤 寛さん 3.5pt
3位:三村 健介さん 2.5pt 全国大会出場権利獲得
4位:神田 大吾さん 2.5pt 全国大会出場権利獲得
5位:鈴木 将照さん 2.5pt
6位:Lessel, Stewartさん 2.5pt
7位:飯塚 弘さん 2.5pt

8位以下省略。大会出場者は計19名。
総参加者は、運営(代表鈴木)と見学(白井さんとLesselさんの友人2人)の4人を加えて計23名でした。

大会当日の朝。
両手に荷物を抱えて、開場がある建物の入口へと向かう代表鈴木。
すると一人の人物が既に立っているではありませんか。フードを被っていて誰かはわかりませんが、しきりにこちらを見ている
ところから考えると、他の団体の方ではなく恐らく選手権の参加者であることがわかります。

近づいて確認すると、Lesselさんでした。
何でもこだまの本数が少ないからこの時間に来ざるを得なかったとのこと。暫く二人きりで談笑し、若干もてあましたところで
通訳(木下さん)登場。寒空の中3人で待ちましたが、相変わらず9時キッカリに開く頃には倍井さんと堀江さんも登場し、いざ会場へ。

参加者が続々と開場入りする中、みんなでセッティングをし、受付もある程度済ませたところで渡辺暁さんが登場!!
暁さんの参加は究極のサプライズでした。今回の出場者は19名ですので、全国の枠は2つだけです。そうなると実質1つかという
不安がよぎる中(笑)、暁さんご自身の口から全国の権利は既に持っている旨を説明して頂きました。

そんな興奮冷めやらぬ中始まった静岡県選手権2011ではありますが、1R〜3Rはほぼレーティング通りの結果となり、ここまでは
目立った波乱はありませんでした。そして迎えた最終局。この1戦で入賞やら権利獲得やらがすべてが決定します。この最終局は、
本当に一言では語り尽くせない程の様々なドラマがありましたが、詳細は後日掲載予定の「静岡県選手権2011開催リポート」に
譲りたいと思います。

何だよ、もったいぶるなよ!!と思った方も大勢いらっしゃると思いますが(笑)、今回の静岡県選手権2011は、その前後も含めて去年
のチーム選手権並みに話題が盛りだくさんですので、私としてもリポートとしてまとめたくなりました。
また、実際に参加してくれた数名の方からも個別にリポートを提出する旨の連絡を頂きましたので、私の分と併せてご覧頂ければより
楽しんで頂けると思います。

いずれにしても、今回参加された多くのプレイヤーにとって、「人生の厳しさを教えられた」大会だったことは間違いありません(笑)。


第46回例会 2011年2月27日(日) 14時〜18時 浜松大学都田キャンパス 経済学研究室

実は、本日は秘密例会でした。

きっかけは、浜松チェスサークル代表の引き継ぎをちゃんとしたところでやりたいねということになり、
それならばということで、秋永さんの提案で、秋永さんの研究室でやろうということになりました。
元々は、静岡県選手権が終わった直後にバイバイの予定でしたので、どこまでちゃんと引き継ぎができるか不安でしたが、
今日やった手応えから考えると、やはりネットも使える環境でちゃんと時間を取ってやることができてよかったと思います。

加えて、選手権の打ち上げ時に、代表鈴木と白井さんとの話で最後にもう一度例会やりたいねということになり、
どうせならと一緒にやってしまうおうということになりました。

あらかた引き継ぎが終わったところで白井さんも参加し、最後にHCC執行部3人が揃いました。
そしてここで、代表鈴木の「最後だから許してねシリーズ」が発動。歴としたチェスクラブの例会であるにもかかわらず、
「軍人将棋」をやろうと言い出したのです(笑)。この男、本当にやりたい放題です。

前日、代表鈴木は本日引き継ぎをする関係で部屋の中を整理していました。
いろいろと掘り出し物がありましたので、この機会に2人にあげましたが、そんな中カラフルな色をした小箱が出てきました。
それが「軍人将棋」です。かつて東京の奥野かるた店で購入したレアものです。
代表鈴木が初めて全国大会に出場した時(2006年)、確か倍井さんから教えてもらいました。ちなみに高安さんも出場してました。
奥野かるた店のウェブサイトによると、

>奥野かるた店は1921年(大正10年)に、「奥野一香商店」として創業しました。
>昭和54年に、神田・神保町の現店舗に移転し、最近では一般消費者への販売も拡充しました。

だそうです。とにかく、買って以来一度も使ってませんでしたので、最後にワガママ言ってやらせてもらいました。
組み合わせは、代表鈴木対白井さんで、秋永さんが審判。ジャンケンにより先攻は白井さんでゲーム開始。
何しろ盤面ビッシリ駒で埋まるので、最初は動かしづらくて余り面白くありませんでしたが、中盤以降はチェスとは違った駆け引き
があっておもしろかったです。ただ、思った以上に時間を取られるので普通の例会で遊ぶのは微妙です。

いずれにしても、いつもは普通にチェスの例会ですので、基本的にチェス以外は好ましくないですが、
合宿とか長時間チェスだけという場合は、頭の体操としてこういうのをやるのもおもしろいかもしれません。

この度、代表鈴木が個人で購入し、HCCで使っていた道具をすべて秋永さんに引き継ぎました。
ただ、その中に加算モードが無い使えない時計が3つもありますので、秋永さんにお願いしてその内ひとつをブリッツ用にもらいました。
そして、代わりにこの「軍人将棋」を仲間に加えてもらいました(笑)。

プレイ時間20分程度というのは大ウソで、結局1時間以上かかってしまったのでこの1局で終了。最後の晩餐へと向かいました。
3人で行くとなると、そろそろブラックリストに載っているであろう「さわやか」へは行かず(笑)、秋永さんの家の近くにある「五味八珍」
へ行きました。食事&会話併せて1時間程で終え、珍しく早々と帰宅しようと駐車場へ向かったところでこの3人、またやらかしました。
なんと、2月のこの寒空の下で、食事の倍以上の時間をかけて話し込んでしまいました(笑)。

内容はもちろんチェスの話題が中心ですが、 「三人寄れば文殊の知恵」のような状況(ちょっと使い方がおかしいですが)になり、
会話の内容は非常に多岐にわたって留まるところを知りません。お店に着いた時は待ち時間があるくらい混んでましたが、
我々の話が終わることにはほとんど車がありませんでした。
しかも、隅っこで申し訳なく話していればまだしも、駐車場のど真ん中で3人で輪を作って立ち話していたのですから、お店の人や
他のお客さんは迷惑千万であったでしょう。
本当に、ただ単に話していただけなので良かったものの、これで騒いでいたら恐らく警察沙汰でしたよ(笑)。

かくして、この「五味八珍」でもブラックリストに載ってしまったチェス好き3人は、そんなことは気にせず満足気に帰宅するのでした(笑)。

以下本日決めたこと。

1.クラブ代表は、3月1日付で秋永さんへ交代し、白井さんは引き続き副代表として留任とする。
2.現代表鈴木は、今後は会計として2人をサポートし、HP管理人も引き続き兼務する。
3.チェスセット等の道具類、HCCの口座、例会の予約などの全般的な管理は、
  本日2月27日の時点で次期代表の秋永さんへ引き継ぐ。
4.掲示板は、2月28日をもって休止とする。
5.クラブのメールアカウントの使用権限は、3月6日までは現代表の鈴木にあり、
  3月7日以降に次期代表の秋永さんへ移行する。
  但し、次期代表の秋永さんの権限により、3月7日以降も現代表鈴木には閲覧権が与えられる。


浜松チェスサークル代表交代のご挨拶
2011年3月6日(日)掲載

詳細は、リポート集の「浜松チェスサークル代表交代のご挨拶
をご覧ください。


第47回例会 2011年4月24日(日) 14時〜17時 南部公民館 小会議室

本日の参加者は、秋永さん、仲谷さん、初参加の吉野さん、それに遅れて参加した元代表鈴木と白井さんの計5名でした。

吉野さんは、3月上旬にHCCの例会に参加したい旨をメールで連絡しており、今回が念願の初参加となりました。
元代表鈴木も対局しましたが、チェス特有の序盤はまだ慣れていない印象を受けたものの、中盤以降は将棋も指されているだけ
あって非常にしっかりした指しまわしをしていました。
また来たいとおっしゃっていましたので、このまま定着して欲しいなと思います。

終了後は、秋永さん、白井さん、元代表鈴木の3人で恒例の「さわやか」で打上げして終了しました。

秋永さんもいろいろとお忙しいようですが、何とか月1回のペースは維持したいそうです。
ただ、元代表鈴木と2人で運営していた時とは違って、秋永さんの都合がつかなくなる=中止となってしまうため、
参加する前に必ずHPの例会案内を見ることを徹底して欲しいとのことでした。その辺はご理解下さい。

それと、若干未完成のままの「静岡県選手権2011開催リポート」ですが、この度、三村さんが多忙を極める中寄稿してくれました。
それを受けて私もあとがきを完成させましたのでどうぞご覧ください。


第48回例会 2011年5月29日(日) 14時〜17時 南部公民館 小会議室

本日の参加者は、秋永さん、白井さん、そして所用により最後の方に参加した元代表鈴木の計3名でした。

元代表鈴木が参加した時点では、秋永さんと白井さんで2回目のクラシカルゲームをしている最中でした。
対局が終わったところで、元代表鈴木が最近購入したRybka4の紹介と、先週参加した東海オープン2011の棋譜
並べをして例会を終えました。

終了後は、元代表鈴木の参加が一旦最後となるだろうということで3人で食事に行くことにしましたが、秋永さんは所用があると
いうことで、白井さんと元代表鈴木の2人は「さわやか」へは直行せずに途中のファミレスで時間を潰すことにしました。

題材は、先程途中で終わった元代表鈴木の東海オープン2011における棋譜の検討ですが、2人で検討した後、
せっかくRybka4があるのでこのサカナ君にも要所々でアナライズさせてその正確さをチェックしました。
※ちなみに、Rybkaは little fish in Czech (チェコ語で小さい魚) だそうです。

余談ですが、元代表鈴木はJCA入会と同時に確かFritz8を購入しましたが、対局を少ししただけでアナライズ機能は一度も
使いませんでした。そして、数年前に不慮の事故により失って以来、チェスコンピュータを持っていませんでした。
その最大の理由は、あるベテランプレイヤーの言葉を借りると「コンピュータを使うと自分で考えなくなる。」といったところでしょうが、
今回の様に自分で徹底的に考えた後にコンピュータでチェックするのは局面評価の勉強になるなと実感しました。

この秋永さんを待つ間に元代表鈴木が改めて実感したのは、白井さんの局面評価の正確さです。
これはいつも感じるのですが、白井さんの話を聞いている限りでは、彼は常にレーティング2000クラスの考え方を持って指していると
思います。だから一発勝負だと常連クラブプレイヤーでも難なく倒してしまうのですが、如何せん実戦経験が圧倒的に不足しているため
まだ結果がついてきていません。これは秋永さんも同様です。お二人共忙しくてなかなか対局できないみたいですが、腐らずに続けて
いつかデビューして欲しいと思います。

ちなみに、元代表鈴木はHCCの代表を引退してから実は毎日チェスの勉強をしています。
具体的にはほぼ毎日コンピュータソフトでタクティカルの問題を10問解いています。
ところが、東海オープン2011における4局では残念ながらタクティカルは一度も発生しませんでした。
全試合恐らくストラテジーで決まっていたと思います。
この点を白井さんに言うと、「タクティカルを勉強していることによって相手のタクティカルを防いでいる。」とのことでした。
私と検討していてそのように感じたそうです。私としては、ナルホドといった感じです。

そんなこんなしている間に秋永さんの用事も済みましたので、改めて3人でいつもの「さわやか」へ行きました。
台風の心配もありましたので食事もそこそこに退散する予定でしたが、「三人寄れば文殊の知恵」ではありませんが相変わらず3人
集まると話が終わらず、さらに携帯用チェスセットを広げてエンドゲームの問題を解き始めてしまい、結局長居をしてしまいました。

店を出た後も、これもお決まりとなってしまいましたが3人で駐車場で盛り上がってしまい、今度こそ危うくブラックリストに
載りかけました(笑)。と言いますのも、実際に店の人に文句を言われた訳ではありませんが、近所の人が窓から覗いたり、
巡回しているパトカーを目撃したりした為、慌てて解散しました(笑)。

その時、時計の針は夜の11時半を指しておりました。


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