チーム選手権・番外編



タイトル:チーム選手権・番外編(侍達のその後)


お笑い系チェスクラブの奇跡のチーム選手権参戦から早一年、HCC代表交代の一連の
ドラマ(勝手にドラマ化(汗))の締めくくりとして、本年2011年のチーム選手権に触れ、
元代表鈴木の当HPにおける一連の随筆の筆納めとしたいと思います。


今年は9月18日(日)・19日(祝)の日程で開催されましたが、まず、馬場さんのブログ、
Behind the Sceneの言葉を借りると、今回、私は完全に蚊帳の外でした。
しかも、金曜日に神田さんからチーム選手権に関するメールが来るまでスッカリ忘れて
いました(汗)。さらに言うと、前週11日のHCC例会でヒメナさんがチーム選手権に出たい
と言っていたのに対して、皆で今年は出れんなぁという会話をしたにも関わらずです(汗)。

とにかく、神田さんの情報をもとに調べたところ、しっかり名古屋チームが参加リストに
載っているではありませんか(喜)!!
しかもメンバーは、代表の堀江さんに加え、名古屋若手3傑(鈴木(将)、高田、木下)を
加えた名古屋若手四天王という(すべて勝手に命名(笑))ゴールデンメンバーです。

一方、みとじんさんこと神田さんは、今年に入ってから大暴れしたせいで(笑)、
松戸Bチームの1番ボード→松戸Aチームの4番ボードへと昇格したとのことでした。

また、昨年の最終RにHCCと熱戦を繰り広げた東北大学Aは、主要メンバーが抜けた
影響か、平均レートが随分と下がっていました。ただ、レートはあくまで総合成績のような
もので、一回々の勝負には無関係です。

いずれにしても、個人的にはこの3チームに注目していました。


結果は、松戸Aチームは王者陥落。慶應義塾大学・日吉本部という若手チームが新王者
となりました。昨年の静岡県選手権に参加され、全勝優勝したEkaterinaさんもメンバーの
一人だったようです。東北大学Aチームは健闘及ばず2pt。

東海チェス連合(巷では有名です(笑))からの新刺客、名古屋チームは、流石に
お笑い系チェスクラブの昨年の成績である3.5pt以上は取るだろうと期待していましたが、
最終的には松戸Aと同じく3ptで指し分けでした。まぁでも初参加としてはまずまずでしょう。
彼ら4人はまだまだ伸び盛り・指し盛りですので、来年はきっと入賞するでしょう。


ところで、浜松チームのメンバーは今どうなっているのでしょうか?

結論から言うと、完全に「6人の野武士」と化しています(笑)。

まず、4月から東京へ転勤になった奈良の助っ人からのメールを、いつもの通り無断で
抜粋すると(笑)、「東京は趣味に生きるには最高の街で、今日は 仕事帰りに囲碁を
打ってきた。」「こちらに来てチェスより将棋の方が環境が良いみたいで、チェスをすこし
サボっている。」とのことで、本命のチェスを放ったらかしにして、囲碁将棋に夢中です。

一方、三重のもう一人の助っ人は、最近できた岐阜チェスサークルに足しげく通っている
との情報があり、助っ人が揃って浮気中です(悲)。

また、小田原のメンバーは相変わらずウルトラマンの如くチェスに対しても短期決戦
(熱しやすく冷めやすい)で、中々タイミングを合わせるのが難しいみたいですし、
豊橋の副代表はご存知の通りスケボーに夢中です(驚)。

浜松にいる現代表は例会を開催するのがやっとの様ですし、元代表はせっかく日本に
いるのに3連休は仕事という始末(悲し過ぎ)で、チェスに例えると、勝てる試合に
負けてさらに検討で丸裸にされたような、何とも言えないやるせない気持ちです。

・・・若干微妙な件でしたが(笑)、とにかく、暗い話ばかりでもなく、ヒメナさんがここ最近
完全復活したのは朗報です。

これは私見ですが、やはりチーム戦ですので、いろんなタイプの人をメンバーに加えないと
面白くありませんし、実力だけでは中々結果もついてこないと思います。

HCCの最大の魅力は、犬に噛まれる男・CAに水をぶっかけられる男・若干天然の女性
プレイヤーと、いわゆる「持っている系」チェスプレイヤーが3人もいることです(笑)。

兄弟クラブの名古屋チームに対し、あえて場当たり的な苦言を呈すると、
いつもニコニコしている将照さんはともかく、全体的に真面目な印象が強いです。

そこで、名古屋チームの皆さんへ提案ですが、来年は自クラブの伝家の宝刀、
盤内外?!で東海の和製コルチノイこと藤澤さんををメンバーに入れて盛り上げて頂くか、
上記の「持っている系」3名の内誰かをスカウトするか(笑)して、心機一転してみるという
のも一つの手かもしれませんよ。大体、チームの実力は不足無いわけですからね。


ということで、私らしくこの辺でテキトーに終わりたいと思います(笑)。
これにて終了につき、乱筆乱文悪しからず。

浜松チェスサークル元代表 鈴木陽介

投稿日:2011年9月20日


追記

上記記事はチーム選手権終了の翌日に掲載しました。その後、結果も含めていろいろと
情報が出てきましたので、神田さんから27日に頂いたメールを中心にアレンジして掲載し、
私の悪文の清めにしたいと思います。

何でも、みとじんさんこと神田さんは、チーム選手権から帰った翌日から1週間出張されて
いたそうです。以下原文をそのまま引用しますと、

>
文系原始人の私は、旅先からのメールチェックといった「ハイテク技術」は持ち合わせて
ません(笑)が、でも、虫が知らせたのでしょう、「ただ今、掛川を通過中です」の車内アナ
ウンスを聞いて鈴木さんの顔が浮かびました!(笑)

既に東京チェスクラブのHPでご承知と思いますが、「名古屋」は下に勝ち、上に負けて、
指し分け。レート1位3位4位のチームと当たったのですから、やむを得ない結果でしょう。
番狂わせが起きなかったというだけで、スポーツとしては全力を出し切ったと思います
ので、まずまずだったと思われます。

松戸Aは、内容は良かったが結果が伴わなかった、と言えます。3Rで竹本さん権田さん
を擁する「慶應OB-α」に4-0で圧勝して、欲が出て来ました。続く4R「慶應OB-β」戦、
四番ボードが1402の人に負けるという大ボケをやらかした(汗)にもかかわらず、2.5-1.5
で勝ち、上位グループに再浮上して「さぁ、いよいよ」となって・・・5Rと6Rに連敗して
ジ・エンド(泣)。最終6Rにもしも勝っていれば3位入賞の目がありましたが、0-4で完封
負けでしたから、むなしい「もしも」です。しかし、チームとしても私個人としても、内容が
悪くなかったので、終了後の居酒屋での慰労会はそれなりに明るく、「また、来年」と
前向きでした。

東北大学については、ホワイトナイツ掲示板に書き込みましたので、ご覧ください。
近々、部員によるチーム選手権2011参戦記が載るようです。
>

(以下、私)
なお、「一連の随筆の筆納めとしたい」に関しては、
>私、勝手に、「年内は」筆納め、と解釈します(笑)。
とのことですが、本当に無理ですので(笑)、また会える日を気長に待って下さい。

あと、やはり気になるのは名古屋チームに関してです。
これは、高田さんのブログMagic on Chessboardの21日の記事にわかり易くまとめ
られていますので、そちらをご覧ください。

ちなみに名古屋チームは、一番ボードからレート順に(敬称略)
鈴木将照、堀江貴広、高田侑一良、木下晃
の4名で参加されたそうです。
勝ち越しの木下さんは、やはりロングゲームの方が向いているようですね。


ということで、無理やり自分の話に戻しますが(笑)、今の自分のレベルを客観的に
判断すると、強からず弱からずといったところで、今のままでもそれなりに楽しめますが、
やっぱりもうちょっと強くなりたいです。

ここ数年の経験で、チェス勘はある程度対局数をこなせば戻ることが判明しました。
最近はやるやる詐欺で全然チェスの勉強をしておりませんが(汗)、このままだと復活
した時に恥ずかしいので、腐らず地味な努力はしていこうと思います。

最後に私の一連の悪文に関して一言。
何か、新手の終わる終わる詐欺みたいで本当に申し訳ありませんが(笑)、
大がかりな執筆は本当にこれで最後ですので、後は皆さんのご想像にお任せします。

おわり

追記掲載日:2011年9月28日


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