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第53回例会 2012年1月29日(日) 14時〜17時 曳馬公民館 和室・松

本日はHCCの基幹メンバー6名が参加しました。

まずは、旧正月で帰国中の元代表鈴木が車で浜松駅へ行き、北口の送迎レーンで高安さんを出迎えて
一緒に会場へ行きました。高安さんは偶然にも先週末に仕事で奈良へ帰省しており、その帰りを利用して
今回立ち寄ってくれました。私としては、関係無いとは思いつつもとりあえず1/29の例会に参加する旨を
高安さんにメールしておいた甲斐がありました。

それはともかく、曳馬公民館には早く着き過ぎてしまったため暫く待っていましたが、開場10分前に鍵を
もらえることを良いことに、とっとと和室・松へ行って2人で準備をしました。ただ、、如何せん道具がありません。
そんな折り、道具を持っている秋山母子が来てくれましたので、とりあえずヒメナさんと高安さんで軽く一局。
元代表鈴木は程なく来た現代表の秋永さんと静岡県選手権の打ち合せをしました。

ちょうどそれらが終わった頃、白井さんが駆け付けてくれましたので、白井さんと高安さんで一局。
残りの4人はヒメナさんが持ってきたPCで、チェスに関するロシアのサイレントムービーを仲良く観賞しました。

ところで、このサイレントムービーでは昔の対局の映像が多く使われており、対局中にタバコを吸っているプレイヤー
が大勢いました。対局とは関係ありませんがGMカパブランカも出演していました。
いずれにしても、対局中のタバコから秋永さんが「※パイプゲーム」という昔の有名なゲームを思い出し、その話になりました。
何でも一方がパイプタバコを吸い終わる前に決着がついたということでその名前が付いたとのことです。
勝ったのはGMマーシャルですが、彼の対局相手の動作に関する詳細なコメントが印象的です。
早速全員で並べて検討しました。
※Frank James Marshall vs Amos Burn (1900) "The Pipe Game"

ちなみに、元代表鈴木は選手権の景品の末席に加えるべくシャンチーのセットを買ってきたのですが、先程の
打ち合せ時にクラブの備品とすることに決定しましたので、早速使うべくシャンチーにも造詣が深い高安さんに
全員に対してルールを説明してもらいました。

その後は白井さんとヒメナさんがチェスの対局をしてる傍ら、高安さんと元代表鈴木はシャンチーの対局を開始しました。
元代表鈴木は初対局でしたが、健闘したと勝手に思い込みつつも(笑)詰められる前に「王不見王(或いは対面笑や飛将)」
という禁じ手を指して負け。高安さんは秋永さんにも勝ってシャンチー2連勝でした。

秋永さん曰く、「これならチェスに悪い影響は無いね。(チェスの対局の合間の)頭の体操には良いかもね。」
とのことで、私の実感としても駒の動きや取り方が独特で(特に砲がややこしく、チェスプレイヤー的には馬がもどかしい)、
チェスとは違った感じですが、チェスや将棋を指したことがある方なら数局指せば慣れるのではと感じました。
一方、白井VSヒメナ戦は最後まで相変わらずの熱戦でした。

終了後は、用事がある3人を除いた秋永さん、高安さん、元代表鈴木の3人で食事をしました。
秋山母子を例の送迎レーンまで送る車内の会話の中で、ナント、今年中学生になった提後君に高校生のお姉さんが
いることが発覚しました(驚)。ただ、チェスには全く興味がないとのことで(悲)、白井さんの娘さん同様、女性にチェスに
対して興味を持ってもらうのは大変だなと改めて実感しました。
また、旦那さんを除いた3人がスペインへ行くかもしれないという話は、今年の4月頃にはわかるだろうとのことでした。

恒例の「さわやか」での打ち上げにおける話で意外だったのは、高安さんがHCCの例会に参加する時の会場はいつも
曳馬公民館で、南部公民館には一度も行ったことが無いとのことでした
まぁ、他もかなりローカルな内容が中心でしたので、ここでは敢えて書かず報告を終えたいと思います。

なお、元代表鈴木はここ数回常に「今回が最後」と繰り返しつつも結局参加してきました(苦笑)。
これでは狼少年ならぬ最後最後詐欺ですので(笑)、今回はもう言いません。

それでは最後に、次週2/5の愛知県選手権及び3/25の静岡県選手権の成功を祈りつつ、
皆さん、またいつか会いましょう!!

ここに写真を張り付け ここに写真を張り付け ここに写真を張り付け 


第54回例会 2012年2月12日(日) 14時〜17時 南部公民館 第2講座室

12日の例会は、代表の秋永さんを含めて3人の参加でした。

東京に用事があるので間に合ったら寄ると言っていたヒメナさんは、開始30分もしないうちに早速参加。
お土産にお菓子を買って来てくれました。代表の秋永さんには、VDチョコもくれたとのこと。

2人で対局していると白井さんがやって来ましたが、なぜか白井さんもチョコを持って来てくれました。
3人で一局ずつ対局して終わりでしたが、勝負というのでなく、みんなで話してながら考えての対局となりました。


P.S.
広東は今、冬と秋を行ったり来たっりしています。雨が多い季節です。

管理人の都合で更新が丸2週間途絶えてしまい申し訳ありませんでした。
3月1日から期間限定でHCC掲示板を復活させますので、皆さんドシドシ書きこんで下さい。


静岡県選手権2012(第11回大会) 2012年3月25日(日)
9時〜21時半 静岡県西部地域交流プラザパレット ミーティングルームC

以下、大会後に複数回に分けて記載したものをまとめました。


まずは大会結果から(敬称及び勝ち越し以外省略)、

優勝:小島 慎也 4.0pt
2位:鈴木 将照 3.0pt
3位:倍井 隆行 3.0pt ☆
4位:高田 侑一良 2.5pt
5位:高安 信行 2.5pt ☆
6位:藤澤 寛 2.5pt

※☆は地区代表

地区代表は、倍井さんと高安さんのHCC助っ人の2人に決定しました。今回のお二人の結果を見ると、一昨年のチーム選手権で
幾度となくHCCチームを救った活躍を思い出します。今年の全国大会では大暴れしてくれるでしょう。

ちなみに、小島さんは当然権利を持っており、さらに、将照さんは先に行われた愛知県選手権で優勝したにも関わらず権利を行使
しませんでした。既に他の方法で取得している可能性もありますが、たしか、「GWが潰れ過ぎる。」と言っていた記憶がありますので、
今年は全国へ行かないと見るのが妥当かと思います。

また、高田さんはまだ全国へ行くには早いとの理由で辞退したとのことですが、何でも社会人1年目ということを考慮したそうです。
チェス界としては非常に残念ですが、そういう冷静な判断ができるということは、社会人レーティングは同年代より一歩抜きんでている
かもしれませんね。
まぁ、社会人レーティング初段手前の私が言うのもなんですが。。。(ただ、国際人レーティング上がっているつもりです(笑)。)


ではここで、今回の最大のサプライズであった小島さんの参加の経緯についてご説明します。

中国の旧正月(春節、今年は1月23日)が終わり、hp管理人が中国へ戻った2月1日のまさにその日、HCC外部監査役の神田さん
よりHP管理人宛てに1通のメールが届きました。

何でも、全日本チャンピオンを幾度も経験し、国内トッププレイヤーである小島慎也さんが、3月25日の第一候補は一番近い浜松で
検討しているというではありませんか!!

(以下原文を抜粋)
「私に是非来てほしい!という地区のプレーヤー or 主催者がいれば、私に一声お願いします(笑) 」
だそうです。どこかの予選に、横からかっさわれない内に、小島さんとコンタクト取って「確定」させてはいかが?

何しろ、某国に住むようになってから日本チェス界とはすっかり縁遠くなってしまったHP管理人、神田さんに感謝すると共にその辺の
チェックを怠っていたことを恥じましたが、そもそも某国では小島さんのブログを見ることができません。
(ただ、これは小島さんのブログの問題ではなく、某国ではYahooブログをはじめほとんどのブログが閲覧できません。なぜ??)

何はともあれ、早速代表の秋永さんへ連絡し、秋永さんより慶應の先輩という立場を利用したパワハラ・・・じゃなくて(笑)、縁を活用して
連絡を取って頂き、無事内定を頂きました。ただ、秋永代表としては、今回大会で使用する会場が例年より若干狭いため、小島さんの
参加により参加者が激増するのを避けるために直前まで内諸にして頂こうということになりました。

かくして、小島さんの参加は、小島さん、神田さん、秋永さん、副代表の白井さんに、HP管理人の私の5人だけの秘密として、
大会直前まで公表されませんでした。

ちなみに、神田さんは今年は東北選手権に参加されました。1月26日の神田さんからのメールでは、

(以下原文を抜粋)
3月25日、東北選手権にでるべく、もうホテルの予約を入れました(涙)

とのことで、浜松と日程が重なったため昨年の東日本大震災のことも考慮して東北選手権にされたそうです。
この判断は私も大賛成です。そして、大会後の3月26日の報告メールでは、

(以下原文を抜粋)
東北遠征はとても満足しました。成績以外は(泣)。

とのことでしたが、結果は同率2位でしたので、カペルで活躍された勢いそのままの活躍であったと推測します。


続いて、参加された方のご報告を紹介したいと思います。まずは、地区代表にもなった高安さんの結果から、
 
1R W 鈴木 将照 1912 ×
2R B 秋山 提後 1016 ○
3R W 高田侑一良 1849 △
4R B 木下  晃  1793 ○

1局目

相手の将照さんは不慣れなダッチをやってきましたが、(直前に小島さんから簡単な解説を聴いてやる気になったとのこと。)
中盤でミスが出て負け。

2局目

この提後君との1局は全体で一番最後まで続いとのこと。結果は勝ちでしたが相手は1000点台のレーティングとは思えなかった
とのこと。彼はスペインに行ってもチェスはやるとのことで、何年後かにははるか彼方の実力になってるかもしれない。とのことでした。

3局目

高田さんとの一戦はQGAで、ドローになりやすい展開になって、結果はドロー。

4局目

木下さんとのこの最終局は、終盤苦しかったものの「粘りのドロー職人」の本領を発揮?!し、相手から時間切迫によるミスが出て
逆転したとのこと。木下さんは愛知県選手権で権利を取ってますから、この鬱憤は全国で晴らしましょう。

1R目が開始した時点で白井さんが自己都合BYEだった為、高安さんは14人中2番ボードだったそうです。。
1番ボードは小島さんvsヒメナさんで、2番ボードとは上位も下位もレーティング差があったとのこと。
レーティングは小島さん一人が飛び抜けて、将照さんからヒメナさんまでが上位グループ、高安さんから下位グループ
という感じだったそうです。いずれにしても、

(以下原文)
2.5Pで5位というのは満足できる結果だったと思う。

とのことです。最近調子が悪かったみたいですので、このままの勢いで全国へ行ってもらいましょう!!


最後は代表の秋永さんより、

(以下原文)
とくかく無事に終わって良かったの一言。特に、印象に残ったことはありませんが、
賞品のオークションは獲得者が出品しなかったため実現しませんでした。
やってたら盛り上がっただろうに。

とのことです。私も大会の度に地震や大事件が起きないことを切願していました。
と言っても疲れますしキリが無いですから、私の場合言うほど余り深刻には考えていませんでしたけど。
それと、

(以下原文)
対局に手を抜いたつもりはないんだけど、運営と両方ってダメみたいですね。

これも痛いほどわかります。とにかく、簡単なピースアップを見逃したりと著しく集中力を欠きます。

いずれにしても、選手権は大都市のクラブ以外は一年に一度の祭りみたいなものです。
ですから、何事も事件無く、みんな一日チェス漬けになって楽しめれば大成功だと思いますがどうでしょうか?

それでは今回はここまで

最終版作成日:2012年4月10日
作成者:浜松チェスサークルHP管理人 鈴木陽介

P.S.
広東省はどうも4月〜11月まで夏みたいです。春と秋はほぼありません。


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